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ミカエル1世(読み)ミカエルいっせい(英語表記)Michael I Rhangabe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミカエル1世
ミカエルいっせい
Michael I Rhangabe

[生]?
[没]843
ビザンチン皇帝 (在位 811~813) 。「強い手の持主」 Rhangabeの別名をもつ。ニケフォルス1世の婿で,執事をつとめる。 811年義父の皇帝が,プリスカの戦いで戦死,息子スタウラキウスも重傷を負うに及んで,同年 10月軍と元老院に推され,即位。熱心な聖像崇敬者で,修道士テオドロス・ストゥディオスの影響下にあり,意志薄弱であった。ベネチアおよびダルマチアの諸都市と交換にカルル1世 (大帝) に「王」 Basileusの称号を贈った。ブルガリアのクルム王が黒海沿岸のデベルトス (812) ,メセンブリア (812) を占領したため,813年アドリアノープル近郊のベルシニキアでブルガリア軍と交戦,自軍の戦場放棄により敗北。 813年7月クーデターにより失脚し,ボスポロス海峡のプラティ島の修道院に入った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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