コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ミクリ(実栗) ミクリSparganium stoloniferum; bur reed

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミクリ(実栗)
ミクリ
Sparganium stoloniferum; bur reed

ミクリ科の多年草。日本全土,アジア,ヨーロッパ北アフリカに広く分布する。池や沼,溝などのやや浅い水中に生える。は直立し,高さは 50~100cm,全体はやや軟らかく毛はない。葉は茎より長く,水面に抜き出て立ち,線形で鈍頭,下面にはが1本ある。6~8月頃,上部葉腋からを出し,花穂のつく枝には包状葉がある。花は単性球状頭花をつくり,雄花序は多数あって白色,枝の上方につく。雌花序は約5個で枝の下方につき,緑色である。熟すると緑色球形の集合果となり突起が多い。核果には稜があり先はとがる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ミクリ【ミクリ(実栗) bur reed】

浅い水底から直立して生えるミクリ科の多年草(イラスト)。地中を横にはう根茎があり,これから直立茎を出し,高さ50~100cmになる。葉は2列に互生し,線形,ほぼ直立して茎より高くなり,幅8~15mmで,裏面の中肋に稜がある。花期は6~8月。茎の上部の葉腋(ようえき)から枝を出し,多数の単性花が集合して球形の頭状花序をつける。枝の下部には1~3個の雌性頭状花序,上部に多数の雄性頭状花序がつくが,いずれも柄がない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android