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ムルシリ[2世] Mursili II

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世界大百科事典 第2版の解説

ムルシリ[2世]【Mursili II】

?‐前1306ころ
ヒッタイト新王国第7代の王。在位,前1339ころ‐前1306年ころ。精強のヒッタイト軍団を率いて各地に転戦し,父王スッピルリウマの遺業の上に立って,ヒッタイト史の黄金時代を確立した。スッピルリウマの没後は,長子アルヌワンダ1世がその後を襲ったが,2年にして病没し,次子ムルシリが大王の位に就いた。治世の初期は,父と兄の死に乗じた内外の諸国の反乱に悩んだが,これらを平定ののち,南西に隣る大国アルザワ王国に立ち向かい,ついにこれを滅ぼして,四つの小国に分割して後顧の憂いを絶ち,王国の全力を挙げてシリア進出に当たることのできる態勢を整えた。

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世界大百科事典内のムルシリ[2世]の言及

【ヒッタイト】より

…また同王は,ハットゥサに遷都,以後ムワタリ王の一時期を除き,都はこの地に置かれた。次王のムルシリ1世(在位,前1620ころ‐前1590ころ)は,王国の基盤を固めるとともに北シリアに遠征,アレッポ(古名ハルパ)を攻撃した。さらにバビロンを占領し,バビロン第1王朝を崩壊させた(前1595ころ)。…

※「ムルシリ[2世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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