平定(読み)へいじょう

精選版 日本国語大辞典 「平定」の意味・読み・例文・類語

へい‐じょう ‥ヂャウ【平定】

〘名〙 (「じょう」は「定」の呉音) =へいてい(平定)〔布令字弁(1868‐72)〕
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉八「該地の暴挙は平定(ヘイジャウ)せり」

へい‐てい【平定】

〘名〙 世の中が平和になること。天下をたいらげること。へいじょう。
※日誌字解(1869)〈岩崎茂実〉「平定 ヘイテイ シヅマルコト」 〔史記‐殷本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「平定」の意味・読み・例文・類語

へい‐てい【平定】

[名](スル)敵や賊を討ち平らげること。「反乱平定する」「天下を平定する」
[類語]鎮定鎮圧制圧鎮める平らげる鎮撫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「平定」の意味・わかりやすい解説

平定【へいてい】

中国,山西省中東部,太行山脈中の県。石太鉄路(石家荘〜太原)に近く石炭,鉄を産し,北に接する陽泉に運ばれて製鋼に利用される。〈定窯〉を模した陶磁器産地としても有名。32万人(2014)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

普及版 字通 「平定」の読み・字形・画数・意味

【平定】へいてい

平らげる。

字通「平」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android