改訂新版 世界大百科事典 「メネラウスの定理」の意味・わかりやすい解説
メネラウスの定理 (メネラウスのていり)
Menelaus' theorem
古代ギリシアの数学者・天文学者メネラオス(ラテン名メネラウス)が発見したといわれ,その名を冠して呼ばれる初等幾何学の定理。△ABCの辺BC,CA,AB上またはそれらの延長上にそれぞれ点D,E,Fがあって,これらが三角形の頂点に一致しないとき,3点D,E,Fが同一直線上にあるための必要十分条件は,が成り立つことである。
執筆者:中岡 稔
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報