コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

メリケルテス Melikertēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メリケルテス
Melikertēs

ギリシア神話のアタマスとイノの息子。イノは甥にあたる幼児ディオニュソスの養育を引受けたかどで,ヘラによって狂気にさせられ,わが子メリケルテスを沸騰した釜に投入れて煮殺したうえで,その死体を抱いて海に身を投じた。2人は海の神となり,イノはレウコテア,メリケルテスはパライモンとなった。メリケルテスの遺体は,イルカに運ばれて松の木にかけられたところを,シシュフォスに発見されて埋葬され,その霊を慰めるためシシュフォスによってイストミア競技が創設されたという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

メリケルテスの関連キーワードマテル・マツタ

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android