レウコテア(その他表記)Leukothea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レウコテア」の意味・わかりやすい解説

レウコテア
Leukothea

ギリシア神話の海の女神ヘラに迫害されて気が狂い息子メリケルテスを抱き海に身を投げたカドモスの娘イノがその前身とされ,波浪の泡に似た純白の色をしているところから,「白い女神」を意味するこの名で呼ばれる。船乗りたちを海難から救うと信じられ,ローマ神話では曙女神のマテル・マツタと同一視された。

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世界大百科事典(旧版)内のレウコテアの言及

【カモメ(鷗)】より

…冬季では顔に褐色の小斑が多数あり,夏翼では純白になる。【柳沢 紀夫】
[神話,伝承]
 カモメはギリシアの美神アフロディテと海の女神レウコテアLeukotheaの霊鳥といわれ,おぼれかけたオデュッセウスを救いにカモメの姿をしたレウコテアが現れたと伝えられている。海と航海を象徴する鳥で,おぼれ死んだ水夫の魂が姿を変えたものともいわれる。…

※「レウコテア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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