改訂新版 世界大百科事典 「メルウェーデ運河」の意味・わかりやすい解説 メルウェーデ運河 (メルウェーデうんが)Merwedekanaal オランダの運河。メルウェーデMerwede川(ライン・マース川下流の一部)のホリンヘムGorinchemが起点で,ユトレヒト近郊でアムステルダム・ライン運河に通じる。全長36km。2000トンまでの船の航行が可能。もともとアムステルダムとライン・マース川をつなぐ71kmの運河として計画されたが(1895年完成),アムステルダム・ライン運河が1938年に完成し,アムステルダム~ユトレヒト間35kmが新運河に組み入れられ,拡幅・改修された。その結果,現在は支線の役割しか果たしていない。執筆者:石坂 昭雄 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by