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メルキゼデク Melchizedek

世界大百科事典 第2版の解説

メルキゼデク【Melchizedek】

旧約聖書《創世記》14章と《詩篇》110編,および新約聖書《ヘブル人への手紙》5~7章で言及される族長時代のサレムの祭司的王。その名は〈王(メレク)は正義(ツェデク)〉を意味し,サレムはエルサレムの古名で,イスラエル時代以前のエルサレムの理想的・神話的王として伝承されていたと思われる。この伝承はダビデ王朝に取り入れられてダビデの王位の正当性を保証する役割を果たし,新約聖書ではキリストの王権と祭司権の優越性を証示するものとされた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のメルキゼデクの言及

【カバラ】より

…そこに至る階梯がそれぞれ独自の神の属性を示しているため,汎神論,多神教にも通じる体系をもっている。 伝説によるとアブラハムがメルキゼデクから天界の秘密を伝授されたという。またモーセは神の啓示を受けたのち,それを〈律法(トーラー)〉に記したが,どうしても文字では書き表せない部分をカバラとして後世に伝えたという。…

※「メルキゼデク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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