メンス(読み)めんす

デジタル大辞泉 「メンス」の意味・読み・例文・類語

メンス

《〈ドイツ〉Menstruationの略》月経げっけい

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精選版 日本国語大辞典 「メンス」の意味・読み・例文・類語

メンス

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Menstruation の略 ) =げっけい(月経)
    1. [初出の実例]「淳子はメンスだし〈略〉と言ってロクローをなだめてゐた」(出典:古川ロッパ日記‐昭和九年(1934)一〇月二四日)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「メンス」の意味・わかりやすい解説

メンス
めんす

月経俗称で、ラテン語のmensisあるいは英語のmenses(ともにメンシス)に由来するといわれる。一説にドイツ語のMenstruationの略語とするものがある。原義は暦のうえの12か月を意味する。

[新井正夫]

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百科事典マイペディア 「メンス」の意味・わかりやすい解説

メンス

月経

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世界大百科事典(旧版)内のメンスの言及

【月経】より

…メンスまたは単に〈生理〉ともいう。女性の性成熟期を通じ,妊娠,産褥(さんじよく)期を除いて,一定の周期をもって規則正しく発来する,子宮内膜からの生理的出血のことで,女性にみられる性周期現象の一部である。…

【心】より

…すなわち,感覚,欲望,情念のような感性的機能とは異なる,まったく理性的な精神作用の主体を指す言葉としてもこれが用いられた。この意味のプシュケーは理性を表すヌースnousに近く,ラテン語でこれに対応するのはメンスmensあるいはアニムスanimusである。プラトンの諸対話編にはこの第2の型の霊魂観が典型的に表現されており,理性的な霊魂の不滅が真剣な哲学的議論の主題になっている。…

※「メンス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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