モスクワ・タルトゥ学派(読み)モスクワタルトゥがくは

世界大百科事典 第2版の解説

モスクワタルトゥがくは【モスクワ・タルトゥ学派】

ソ連邦で1960年前後より記号学を展開している集団。構造言語学や情報理論の発達,ロシア・フォルマリズムの再評価などを背景として,モスクワタルトゥの学者たちがエストニアのカアリクで一堂に会した第1回夏期研修会(1964)をきっかけとして,タルトゥ大学紀要《記号体系論集》をおもな発表の場としていく。当初,タルトゥ学派とも呼ばれていたゆえんである。その理論的特徴は,宗教,神話フォークロア,芸術,文学などを,言語を基礎とした〈第2次モデル化体系〉として位置づけている点にある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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