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モナト Pierre Monatte

世界大百科事典 第2版の解説

モナト【Pierre Monatte】

1881‐1960
フランスの労働運動指導者。学校教員を辞任して出版労働者となり,アナーキズム運動,労働組合運動に参画,1904年から労働総同盟(CGT)執行部に加わり,豊かな学識によって総同盟きっての理論家となり,サンディカリスムの理論形成に寄与した。09年,総同盟の内紛に際してグリフュールらが総辞職したのち,《労働者生活》誌を刊行,サンディカリスム左派の理論的再構築を試みた。第1次大戦の勃発に際しては,いち早く反戦の立場を表明,軍法会議により軍隊に編入されたのちは戦線からツィンマーワルト運動を指導した。

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世界大百科事典内のモナトの言及

【サンディカリスム】より

…1901年以来総同盟書記長の座にあった革命派の総帥V.グリフュールは08年に引退し,09年以後その路線を引き継いだ書記長L.ジュオーはやがて14年,第1次世界大戦勃発に際して戦争遂行への協力を明確にして,サンディカリスムの衰退を促した。 大戦後,旧革命派は国家への協力を代償に労働条件の改善を図るジュオーら多数派,共産党との結合により革命を追求するモンムッソーG.Monmousseau,革命を志向しつつも政党への従属を拒否するP.モナトなどの諸傾向に分散し,おのおのが別個の中央組織を結成するにいたった。
[欧米諸国へのひろがり]
 20世紀初頭以来,サンディカリスムはフランスの国外に紹介され,類似の運動の成立を促した。…

※「モナト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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