ユーザーマイクロプログラム(その他表記)user microprogram

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ユーザーマイクロプログラム
user microprogram

マイクロプログラムコンピュータの最も中枢的なところにあり,命令語の解釈実行や,コンピュータの制御,誤りの発見などに使われ,これを利用者 userが簡単に変更することはコンピュータ自体を破壊することになるから,一般には利用者には使わせないのがこれまでの慣習であった。しかし特別な利用者が特殊な目的処理をしたいというときに,その機能をマイクロプログラムで実現すると非常に効率的なので,最近はマイクロプログラムの一部は利用者が任意に使うことを許すようにシステムが進歩してきた。これをユーザーマイクロプログラムという。 (→エミュレーション )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む