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ラサ(拉薩)特別市 ラサlha sa; Lhasa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラサ(拉薩)〔特別市〕
ラサ
lha sa; Lhasa

中国西南地方,チベット (西蔵) 自治区の行政中心地。自治区唯一の特別市で,市区と7県から成る。チベット高原の南部,ヤルン川の支流であるラサ川にのぞむ標高 3600mの小盆地にある。月平均気温-2.1℃ (1月) ~15.6℃ (6月) ,年降水量 427mmで,チベットでは農業に適した気候である。7世紀にソンツェンガンポによりチベット初の統一王朝の首都となり,17世紀以後はダライ・ラマの住むポタラ宮殿の所在地として政治,宗教の中心であった。 1959年以後,発電所をはじめ毛紡績,農業機械,自動車修理,セメント,皮革などの工場が建設された。また多くの学校や科学研究機関,病院,体育・文化施設が設けられ,市街が拡大している。ポタラ宮殿のほか,ソンツェンガンポがネパールから迎えた妃の居館チョカン聖主殿,同じく唐から迎えた文成公主の居館ラモチェ聖主殿などがあり,また多数のラマ教寺院がある。隣接する諸省との間に自動車道路が開通し,ラサ川には大鉄橋がかけられた。またカンスー (甘粛) 省のランチョウ (蘭州) 市,スーチョワン (四川) 省のチョントー (成都) 市と定期航空路が開けている。人口 37万 5968,うち市区人口 13万 9816 (1990) 。

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