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ラジノクローバー Ladino clover

世界大百科事典 第2版の解説

ラジノクローバー【Ladino clover】

飼料とするために栽培されるマメ科の多年草。シロクローバーの巨大化した変種で,シロクローバーの1品種群(ラジノ型)として扱われることもある。葉や花は普通のシロクローバーと同じような形だが,大きさは2~4倍となる。種子の大きさはほぼ同じ。花序の数は比較的少ない。北イタリアの町ローディLodiで栽培されていたのが名の由来で,19世紀末に注目され,世界の温帯各地に広まった。生育が早く,刈取りに強いので青刈飼料に最適であるが,水分を多く含むので干し草サイレージとして利用するにはイネ科牧草などと混播(こんぱん)するとよい。

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世界大百科事典内のラジノクローバーの言及

【クローバー】より

…数十の小花が頭状に集まり,白色,まれに淡紅色。四倍体の変種に,草丈高く大型のラジノクローバーがある。イタリア北部のラジノ地方で古くから利用されていたもので,牧草としての価値が高い。…

【シロクローバー】より

…シロクローバーは形態,性状ともに変異に富み,野生型,中間型,ラジノ型に大別される。ラジノ型はラジノクローバーとして別途に取り扱われることが多い。これは19世紀末に北イタリアで発見され,生育が早く,大きさも野生型のシロクローバーの2~4倍となる。…

※「ラジノクローバー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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