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ラテンアメリカ建築 ラテンアメリカけんちくLatin American architecture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラテンアメリカ建築
ラテンアメリカけんちく
Latin American architecture

広義にはプレ・コロンビア美術期の土着の文化による建造物を含むが,狭義には 16世紀以後のスペイン植民地時代の建築であるイベロ・アメリカ様式の建築をいう。ヨーロッパ文化の中心地であったサントドミンゴメキシコシティー,キト,リマ,クスコなどの一般建築は当時のスペイン建築とあまり変らないが,聖堂建築の装飾にはプレ・コロンビア美術の影響がみられ,また修道院の建築には中世ヨーロッパの伝統が多く残されている。しかし 1930年代からは近代建築の影響が過去の歴史,地方色と独自な結合をみせはじめ,特にブラジルではル・コルビュジエの影響のもとに新ブラジル派が活躍。リオデジャネイロ市北西の新都市ブラジリアの建設は現代建築の粋を集めた画期的なものであった。一般にガラスとコンクリートの国際様式のものが多いが,メキシコではプレ・コロンビア美術の伝統であるモザイクによる外面装飾などの特徴がみられる。

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