リアルタイムシステム(読み)りあるたいむしすてむ(英語表記)real‐time system

日本大百科全書(ニッポニカ) 「リアルタイムシステム」の意味・わかりやすい解説

リアルタイムシステム
りあるたいむしすてむ
real‐time system

窓口業務とか化学工程といったコンピュータシステム外側にある別の処理と関係をもちながら、その処理が必要とする時間的要件に従ってデータをコンピュータで処理するシステム端末装置とか、センサーとか、調節弁などを制御する装置とコンピュータとが回線で結ばれた形態をとる。端末などが遠隔地あるいは広範な地域に配置されているものはオンラインリアルタイムシステムon‐line real‐time systemという。鉄道航空の座席予約システムとか銀行の窓口業務や現金自動預金支払機などはその例である。時間的要件が厳しいシステムをハードリアルタイムシステム、時間的要件が比較的厳しくないシステムをソフトリアルタイムシステムという。

[土居範久]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「リアルタイムシステム」の意味・わかりやすい解説

リアルタイムシステム

オンライン・リアルタイム・システム

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「リアルタイムシステム」の解説

リアルタイムシステム

リアルタイム処理方式を利用したシステム。複数の端末からの処理要求に対して即座に応答するシステムで、飛行機などの座席予約などに利用されている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android