リグロイン(読み)りぐろいん(英語表記)ligroin

精選版 日本国語大辞典 「リグロイン」の意味・読み・例文・類語

リグロイン

〘名〙 (ligroin, ligroine) ガソリンのうち沸点範囲が摂氏六〇~一二〇度程度のもの。主に実験用溶剤として使用石油エーテルベンジン同義に用いられることもある。

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デジタル大辞泉 「リグロイン」の意味・読み・例文・類語

リグロイン(ligroin)

石油エーテル一種飽和炭化水素からなる無色透明の軽質ガソリン。溶剤として用いられる。ベンジンと同意義にも使われる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「リグロイン」の意味・わかりやすい解説

リグロイン
りぐろいん
ligroin

工業ガソリンの一種で、沸点約60~110℃の無色透明の石油製品。おもに実験室用溶剤に用いる。日本ではこの名称はあまり使用されず、ほとんどベンジンと同義に使われる。

[原 伸宜]

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化学辞典 第2版 「リグロイン」の解説

リグロイン
リグロイン
ligroin

工業ガソリンの一種で,沸点範囲約70~120 ℃ の石油製品.おもに実験室用溶剤および油脂抽出に用いる.わが国では,この名称はあまり使用されず,ほとんどベンジンと同義に扱われる.

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