リャノス(その他表記)Llanos

デジタル大辞泉 「リャノス」の意味・読み・例文・類語

リャノス(Llanos)

南アメリカ北部、ベネズエラからコロンビアにまたがるオリノコ川流域の草原。サバンナ気候下にあり、放牧が行われる。リャノ

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精選版 日本国語大辞典 「リャノス」の意味・読み・例文・類語

リャノス

  1. ( Llanos 「平原」の意 )[ 異表記 ] リアノス・リアノ・リヤノ 南アメリカ、ベネズエラからコロンビア東部にまたがるオリノコ川流域一帯にある熱帯草原。サバンナ気候下にあり、放牧が行なわれる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リャノス」の意味・わかりやすい解説

リャノス
Llanos

南アメリカ大陸北部,オリノコ川流域の大平原。西はアンデス山脈,東は大西洋,北はメリダ山脈によって限られ,南はギアナ山地を経てアマゾン盆地に続く。行政的にはベネズエラ領 (32万 4000km2) とコロンビア領 (25万 9000km2) に分れる。やせたラテライト土壌の平坦なサバナで,ところどころに卓状地がある。ギアナ高地に発するオリノコ本流,アンデスに発するアブレ,メタなどの大支流のほかに,多数の支流が網目状に流れる。雨季 (5~10月) には洪水に襲われ,乾季 (1~3月) には草も枯れる。人口はまばらであるが,ウシの放牧が行われ,特に北部のベネズエラ領は,同国の肉牛の3分の2を産する牧畜地帯となっているほか,農耕地の造成も進んでいる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「リャノス」の意味・わかりやすい解説

リャノス
りゃのす

リャノ

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世界大百科事典(旧版)内のリャノスの言及

【リャノ】より

…南アメリカ北部,ベネズエラとコロンビアにまたがる大草原。リャノスともいう。面積約58万3000km2。…

※「リャノス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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