リンガエン(読み)りんがえん(その他表記)Lingayen

デジタル大辞泉 「リンガエン」の意味・読み・例文・類語

リンガエン(Lingayen)

フィリピンルソン島中西部の都市パンガシナン州州都リンガエン湾に注ぐアグノ川の下流部に位置する。第二次大戦中、日本軍、米軍が上陸したことで知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「リンガエン」の意味・わかりやすい解説

リンガエン
りんがえん
Lingayen

フィリピン北部、ルソン島中西部の都市。パンガシナン州の州都。人口8万0758(1995)。リンガエン湾南岸のアグノ川デルタに位置し、水田養魚場、ココヤシ林が多い。リンガエン湾は古くからマニラ侵攻の外国軍の上陸地となり、第二次世界大戦でも日本、アメリカ両軍がここに上陸した。

高橋 彰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リンガエン」の意味・わかりやすい解説

リンガエン
Lingayen

フィリピン,ルソン島中部北西寄りのリンガエン湾岸にある港町。パンガシナン州の州都。アグノ川河口にあり,周辺には大きな湿地帯が形成され,養魚池塩田が広がる。東方に州の商業中心地ダグパンがある。人口約8万。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android