リンモリブデン酸塩(燐モリブデン酸塩)(読み)りんモリブデンさんえん(英語表記)phosphomolybdate

世界大百科事典 第2版の解説

りんモリブデンさんえん【リンモリブデン酸塩(燐モリブデン酸塩) phosphomolybdate】

リンモリブデンからつくられるヘテロポリ酸の塩の俗称。正しくはモリブドリン酸塩という。MI4[P2Mo12O41],MI3[PMo12O40],MI6[P2Mo18O62]などがある。
[ドデカモリブドリン酸塩dodecamolybdophosphate]
 一般式MI3[PMo12O40]。[PMo12O40]3-の構造はPを中心原子としてポリ酸位した多核錯体である(図)。リン酸モリブデン酸水溶液を沸騰させ,エーテルで抽出した遊離酸を水に溶かし,真空硫酸デシケーター中で濃縮すると遊離酸結晶が得られる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

ワールドカップ

4年ごとに開催されるサッカーの世界選手権。国際サッカー連盟(FIFA(フィファ))が主催し、その加盟協会の代表チームによって争われる。[大住良之]概要FIFA傘下の6地域連盟ごとの「予選大会」と、それ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android