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ルカイ族 ルカイぞくRukai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルカイ族
ルカイぞく
Rukai

台湾,大武山北部の高地に住む先住民族。言語はオーストロネシア語族ヘスペロネシア語派に属する。隣住する大集団パイワン族との接触により同化が進み,文化的にはほとんど相違点がない。社会構造も同様,首長制をもっていたが,首狩り猟場をめぐる争いを防ぐためにパイワン族の首長家との間に婚姻が行われ,その結果として同化の過程が早まったと考えられる。ルカイ語が用いられているものの,パイワン語の併用が一般化している。

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世界大百科事典内のルカイ族の言及

【高山族】より

…ところで(ツォウ族南西の飛地に早くから分出し,ほとんど絶滅した1部族を除き)ブヌン族は5部族で人口は約1万8000(1931),部族の平均人口はアタヤル族よりもずっと多い。ブヌン族の分布圏のうち,その北西部が彼等の古い居住地域であるが,そのうちでの南部・中南部・中部を本拠とする3部族からの分出移民が互いに針路を異にしながら中央山脈を突破して東南に進み,さらに南部・中南部の2部族系統ははるかに南進してルカイ族と隣接する地域にまで,ここかしこに小部落を営むようになった。直接・間接の断片的な諸情報から推測すれば,中央山脈の突破は18世紀前半あたりであろうか。…

※「ルカイ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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