レックスベゴニア(その他表記)Begonia rex-cultorum; beefsteak geranium; rex begonia

デジタル大辞泉 「レックスベゴニア」の意味・読み・例文・類語

レックス‐ベゴニア(rex begonia)

シュウカイドウ科シュウカイドウ属の観葉植物インドのアッサム地方原産。他種との交配で、多様な品種が生まれた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レックスベゴニア」の意味・わかりやすい解説

レックスベゴニア
Begonia rex-cultorum; beefsteak geranium; rex begonia

シュウカイドウ科ベゴニア属の園芸品種群で,インドのアッサム地方原産のベゴニア・レックス B.rexを中心に作出された観葉ベゴニア。鉢栽培し,美しい葉色や多彩な葉形を観賞する。葉はゆがんだ卵形や心臓型で,葉縁は鋸歯または歯牙状になり,赤色や紫色,銀青色,緑色,紫褐色などの多彩な斑 (まだら) 模様が入る。葉の長さは 3cmから 30cmをこえるものまである。交雑が複雑に進んでいるため,性質も品種によって異なるが,一般に湿潤で温和な気候に適し,挿木や葉挿しで増殖できる。

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世界大百科事典(旧版)内のレックスベゴニアの言及

【ベゴニア】より

…主として冬から春に,先端近くの葉腋から花茎を抽出して,集散花序に花をつける。レックス・ベゴニア類は,根茎性のなかではもっとも改良の進んだもので,広く栽培されるが,現在ではレックスよりも他の根茎性ベゴニアの方が多くの人々に栽培されている。インドのアッサム地方原産のベゴニア・レックスB.rexを基本に,いくつもの種が交配されて成立した品種群である。…

※「レックスベゴニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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