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ロボット工学三原則 ろぼっとこうがく3げんそく/ろぼっとこうがくさんげんそくThe Three Laws of Robotics

知恵蔵の解説

ロボット工学三原則

米国の化学者でSF作家のアイザック・アシモフ(Isaac Asimov、1920〜92)が短編集『われはロボット』(『I, ROBOT』1950)の中で掲げたロボットの行動原理。当時の米国で色濃かったフランケンシュタイン・コンプレックスを覆し「ロボットは人間を守るもの」という理念を打ち出した点が画期的だった。第1条:ロボットは、人間に危害を加えてはならない。また、人間に危害が及ぶのを見過ごしてはならない。第2条:第1条に抵触しない限りにおいて、ロボットは人間の命令に服従しなければならない。第3条:ロボットは自身の身を守らなければならない。ただし、第1条、第2条に反する場合は、この限りではない。(『われはロボット』早川書房刊 小尾芙佐訳より)

(築地達郎 龍谷大学准教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

ロボットこうがく‐さんげんそく【ロボット工学三原則】

SF界の第一人者であるI=アシモフが短編集「わたしはロボット」(1950)で提示した、ロボットが従うべき三つの原則。第一原則「ロボットは人間に危害を加えてはならない」、第二原則「第一原則に反しない限り、人間の命令に従わなくてはならない」、第三原則「第一、第二原則に反しない限り、自身を守らなければならない」という原則からなり、第一原則が最も優先される。SF小説のみならず、のちのロボット工学に大きな影響を与えた。ロボット三原則

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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