ロンドンタイムズ(その他表記)London Times

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロンドンタイムズ」の意味・わかりやすい解説

ロンドン・タイムズ
London Times

世界的に有名なイギリスの高級日刊新聞 (クォリティー・ペーパー) 。正式題号は"The Times"であるが,アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』に対して『ロンドン・タイムズ』と通称される。保守的な高級紙としてイギリス官辺の公的意見を反映する性格をもつ。 1785年創刊の"Daily Universal Register"がその前身で,88年"The Times"と改題。 19世紀に T.バーンズ,J.ディレーンらの名編集長のもとで保守,穏健で読みごたえのあるブリティシュ・ジャーナリズムの基盤を確立した。 20世紀初頭大衆紙のあおりで経営が悪化,1908年ノースクリフ卿の手に渡ったが,23年 J.アスター卿が買収,信託委員会制度を設けて所有を安定化した。 66年9月 30日ロイ・トムソン卿が所有権を握ったが,その前後からそれまでは案内広告ばかりだったフロント・ページにニュース,写真を導入するなど,近代的な紙面改革を打出している。しかしトムソン卿が編集方針への介入を避け,系列の利益金を注ぎ込んで,76年の死までタイムズの中立性を守り抜いたことは有名。発行部数 66万 9640 (1997) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロンドンタイムズ」の意味・わかりやすい解説

ロンドン・タイムズ
ろんどんたいむず

タイムズ

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