日本大百科全書(ニッポニカ) 「ローヌ・ライン運河」の意味・わかりやすい解説 ローヌ・ライン運河ろーぬらいんうんがCanal du Rhône au Rhin フランス中東部、ローヌ川の支流ソーヌ川とライン川を結ぶ内陸艀(はしけ)運河。ソーヌ河畔のサン・サンフォリアンよりブザンソン、ミュルーズなどを経てストラスブールでライン川に入る。長さ約320キロメートル。閘門(こうもん)163か所、途中2か所で分水嶺(ぶんすいれい)を越える。深さ2.2メートル。1833年に全通した。フランスの幹線系内陸水路の一つで、ライン川上流とソーヌ川上流を結んで、地中海への水路が開かれている。[青木栄一][参照項目] | ソーヌ川 | ミュルーズ | ライン川 | ローヌ川 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例