ローベルト ユンク(英語表記)Robert Jungk

20世紀西洋人名事典 「ローベルト ユンク」の解説

ローベルト ユンク
Robert Jungk


1913.5.11 - 1994.7.14
オーストリアジャーナリスト
元・ベルリン工科大学教授,ベルリン工科大学名誉教授。
ベルリン生まれ。
チューリッヒ大学などで現代史を学び、第二次大戦中にナチに追われてドイツを去り、各国訪問しながらヨーロッパ各紙に寄稿。原子力問題を中心とする著述家として知られている。1968年ベルリン工科大学未来学教授。’70年同大名誉教授を歴任著書に「千の太陽よりも明るく」(’58年)、「廃虚の光―甦るヒロシマ」(’61年)、「西暦2000年の人間」(’69年)、「人類の夢」(’71年)などがあり、未来研究の権威者としても著名である。’61年国際平和賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android