ローラント シンメルプフェニヒ(英語表記)Roland Schimmelpfennig

現代外国人名録2016 の解説

ローラント シンメルプフェニヒ
Roland Schimmelpfennig

職業・肩書
劇作家,演出家

国籍
ドイツ

生年月日
1967年

出生地
西ドイツ・ゲッティンゲン(ドイツ)

受賞
エルゼ・ラスカー・シューラー奨励賞〔1997年・2010年〕,シラー記念賞〔1998年〕,ネストロイ演劇賞新人作家賞〔2002年〕,ネストロイ演劇賞最優秀戯曲賞〔2009年〕,ミュールハイム市劇作家賞〔2010年〕,テアター・ホイテ最優秀演劇賞〔2010年〕

経歴
イスタンブールに滞在後、ミュンヘンで演劇活動を開始。1990年代半ばから、ロマン主義の感覚や映像メディアの手法を取り入れた斬新な演劇テクストを次々に発表、オペラ台本やラジオ放送劇も手がける。’99年には新生ベルリン・シャウビューネに参画した。極めて多彩・多作な作家で、現代ドイツ演劇界では指導的立場にあるとされる。演出も手がけ、自ら唱える“語りの演劇”を実践。作品に「永遠のマリア」(’96年)、「春物の服を着た若い女性に仕事はない」(’96年)、「町から森へ、森から町へ」(’98年)、「5月の長い時を前に」(2000年)、「アラビアの夜」(2001年)、「前と後」(2002年)、「不思議の国のアリス」(2003年)、「昔の女」(2004年)、「グライフスヴァルト通りにて」(2006年)、「動物三部作」(2007年)、「イドメネウス」(2008年)、「今ここで」(2008年)、「金龍飯店」(2009年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報