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ワタアカキバガ(綿赤牙蛾) ワタアカキバガPectinophora gossypiella

世界大百科事典 第2版の解説

ワタアカキバガ【ワタアカキバガ(綿赤牙蛾) Pectinophora gossypiella】

鱗翅目キバガ科の昆虫。翅の開張1.5cm内外。翅は細長く,前翅外縁は傾斜しており,後翅頂はややとがりぎみ。前翅は赤みをおびた褐色で,不規則な暗色紋がある。原産地はインドと推定されるが,世界中のワタ作地に広がり,最悪の害虫となってしまった。幼虫はワタアカミムシとも呼ばれ,ワタのつぼみ,花,蒴果(さくか)内の種子を食べるため,被害がきわめて大きい。条件がよければ1ヵ月で1世代を完了するが,低温,乾燥,食餌欠乏などの悪条件下では幼虫は休眠する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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