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ワタフキカイガラムシ

百科事典マイペディアの解説

ワタフキカイガラムシ

イセリアカイガラムシとも。半翅(はんし)目ワタフキカイガラムシ科の昆虫の1種。体長5〜13mm,雌は長円形,だいだい色で黄白色の蝋(ろう)物質におおわれる。かんきつ類などに群生,吸汁,加害する。オーストラリア原産。アジア各地に侵入,ミカン類などに大害を与える。防除には天敵のベダリアテントウが有効。
→関連項目帰化動物

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ワタフキカイガラムシ【cottony cushion scale】

半翅目ワタフキカイガラムシ科の昆虫。イセリヤカイガラムシともいう。雌成虫は広楕円形で体長4~6mm,胸部背面は隆起する。全体暗橙赤色(煉瓦色)で不規則な黒斑があり,粉状の蠟質物を装う。成熟すると腹面に白色綿状の蠟質物で体長の2~3倍に及ぶ大きな卵囊を形成して産卵する。きわめて多食性でナンテントベラやかんきつ類などのほか300種以上の植物を吸汁,加害し,しばしば群生してすす病を誘発,大害をもたらす。

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