ワットプラタートハリプンチャイ(読み)ワットプラタートハリプンチャイ(英語表記)Wat Phrathat Haripunchai

デジタル大辞泉 の解説

ワット‐プラタートハリプンチャイ(Wat Phra That Hariphunchai)

タイ北部の町ランプーンにある仏教寺院。12世紀初頭、ランナータイ王国初代王メンラーイにより建立。高さ46メートルの黄金仏塔と、ハリプンチャイ様式の仏像を展示する博物館がある。

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世界の観光地名がわかる事典 の解説

ワットプラタートハリプンチャイ【ワットプラタートハリプンチャイ】
Wat Phrathat Haripunchai

タイ北部の都市チェンマイ近郊(同市内から乗合バスで1時間ほど)、ランプーン(ランパーン)中心部のクワン川沿いにある寺院(僧院)。モン族がこの地に建てたハリプンチャイ王国は12世紀から13世紀初めに黄金期を迎え、ランプーンを中心に数多くの寺院など建築物がつくられた。この寺院もその一つで、アシッタヤラット王の在位中に建造されたものである。白亜の門を抜けると、頂きが金色に輝く高さ46mのチェディ(つりがね型の仏塔)や、巨大な青銅ドラを吊るした赤い御堂がある。

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