20世紀西洋人名事典 「ヴィクトル・デサバタ」の解説
ヴィクトル・デ サバタ
Victor de Sabata
1892.4.10 - 1967.12.11
イタリアの指揮者,作曲家。
元・ミラノスカラ座最高芸術顧問。
トリエステ生まれ。
1918年から11年間モンテ・カルロ歌劇場首席指揮者となり、ラベルの「子供と呪文」を初演。’29〜57年ミラノ・スカラ座に入り、指揮だけでなく、芸術総監督を務め、最高芸術顧問にもなる。アメリカのシンシナティ交響楽団やピッツバーグ交響楽団の指揮や、ベルリンフィル、ウィーンフィルなどの演奏会指揮者としても活躍した。歌劇や室内楽曲もこなす。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報