旺文社世界史事典 三訂版 「ヴィスコンティ家」の解説
ヴィスコンティ家
ヴィスコンティけ
Famiglia Visconti
13世紀初期から皇帝党に属し,ミラノ公となって僭主政治をしいた。ジョヴァンニ=ガレアッツォ(1351〜1402)はイタリアの北部・中部を征服して公の称号を買収し,ヴェネツィア・フィレンツェと並ぶ強国となった。彼は学芸も奨励してルネサンスの繁栄に貢献したが,その死後はスフォルツァ家に実権が移行した。
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