ヴィタリービアンキ(その他表記)Vitalii Valentinovich Bianki

20世紀西洋人名事典 「ヴィタリービアンキ」の解説

ヴィタリー ビアンキ
Vitalii Valentinovich Bianki


1894 - 1959
ソ連の児童文学作家。
ペテルブルグ生まれ。
鳥類学者の父の影響で幼少の頃より動物に興味を持ち、大学では生物学を専攻し、調査や狩猟を通して動物の生態に精通した。1923年から作品を発表し始め、30余年にわたりロシア自然の中での動物の生活などを美しい言葉で描いた。森の動物の四季の様子を伝える「森の四季」(’28年)は代表作である。そのほかの作品として「こねずみのピーク」(’28年)や、「森のおうち」(’24年)、「みなし子のムルズ」(’24年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む