ヴィルヘルムシェイファー(その他表記)Wilhelm Schäfer

20世紀西洋人名事典 の解説

ヴィルヘルム シェイファー
Wilhelm Schäfer


1868.1.20 - 1952.1.19
ドイツ作家
オットラウ生まれ。
小学校教師を経て、1900年から文化雑誌「ライン諸州」の編集を行った。教育者、プロテスタントとしての立場から、ドイツ主義的信条のもとに、自然と郷土・歴史に根ざす逸話や小説、戯曲を書いた。特に有名なのは、40年間かけて、100編3巻からなる「逸話全集」(1943年)。「ある博愛主義者の生涯」(’15年)や古代ゲルマンの神話から第一次世界大戦に至るドイツ民族の内なる歴史を描いたゲーテ賞受賞作「ドイツの魂の一三の書」(’22年)、「フルトライヒ・ツヴィングリ」(’26年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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