ヴャチェスラフシシコフ(その他表記)Vyacheslav Yakovlevich Shishkov

20世紀西洋人名事典 「ヴャチェスラフシシコフ」の解説

ヴャチェスラフ シシコフ
Vyacheslav Yakovlevich Shishkov


1873.10.4 - 1945.3.6
ソ連小説家
トベーリ(後のカリーニン)生まれ。
1910年代の新写実派に属し、故郷シベリアの自然や人々の生活を描いたが、’30年代の新写実派の衰退にともない、歴史小説転向、1773〜5年にわたる大農民反乱を描いた大作「エメリヤン・プガチョフ」(’38〜45年)を発表し、スターリン賞を受賞。作品はほかに「密林」(’16年)、「放浪者」(’31年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む