一ノ瀬王子跡(読み)いちのせおうじあと

日本歴史地名大系 「一ノ瀬王子跡」の解説

一ノ瀬王子跡
いちのせおうじあと

[現在地名]上富田町市ノ瀬 小山

いちの東部、富田川左岸の山裾に位置し、熊野街道中辺路に沿ってあった王子。熊野九十九王子の一つで、「市瀬王子」とも記される。県指定史跡。「後鳥羽院熊野御幸記」建仁元年(一二〇一)一〇月一三日条に「自是歩指渡石田河、先参一ノ瀬王子」とみえる。付近の川瀬熊野詣の垢離場として著名で、応永三四年(一四二七)住心院僧正実意の記した「熊野詣日記」九月二六日条に「昔ハ御幸なとには、三の瀬にてめされけるやらん(中略)大かたハ此一の瀬より二の瀬三の瀬、ちきに御わたりあるへきなり」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む