一の矢藤太郎(読み)イチノヤ トウタロウ

20世紀日本人名事典 「一の矢藤太郎」の解説

一の矢 藤太郎
イチノヤ トウタロウ

明治・大正期の力士(大関)



生年
安政3年3月25日(1856年)

没年
大正12(1923)年2月15日

出生地
青森県南郡光田寺村

本名
福士 藤太郎

経歴
明治13年5月初土俵。16年5月序ノ口から7場所目というスピード出世で入幕。22年1月津軽出身の力士としては初めて大関となり、大達、西ノ海(初代)と共に高砂三羽烏といわれた。25年6月引退後は年寄とはならず、土地相撲を率いて巡業生活を送った。幕内在位19場所、67勝33敗4分10預。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一の矢藤太郎」の解説

一の矢藤太郎 いちのや-とうたろう

1856-1923 明治時代の力士。
安政3年3月25日生まれ。明治12年高砂部屋に入門。16年入幕,優勝相当2回で22年大関となる。身長178cm,体重95kg。得意技は左四つからの吊り出し。大正12年2月15日死去。68歳。陸奥(むつ)津軽郡(青森県)出身。本名は福士藤太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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