一丈木遺跡(読み)いちじようぎいせき

日本歴史地名大系 「一丈木遺跡」の解説

一丈木遺跡
いちじようぎいせき

[現在地名]千畑村浪花 一丈木

真昼まひる岳麓釜淵かまぶち川と西無にしなし川に挟まれた標高約一四〇メートルの台地上にある縄文中期の遺跡。

昭和四七年(一九七二)からの調査で竪穴住居跡二一を確認したが住居跡は重なり、完全な状態で残ってはいない。二一の住居跡は同一時期に存在したものでない。遺跡周囲から貯蔵穴とみられる袋状ピットも発見され、ピット内に多くの遺物があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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