一代一度の奉幣(読み)いちだいいちどのほうへい

精選版 日本国語大辞典 「一代一度の奉幣」の意味・読み・例文・類語

いちだいいちど【一代一度】 の 奉幣(ほうへい)

天皇一代一度大嘗祭(だいじょうさい)の後で、伊勢神宮をはじめとする五一社(時には五三社、四八社のこともある)に神宝および幣帛(へいはく)を奉ること。
左経記‐寛仁元年(1017)九月二〇日「依一代一度奉幣

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「一代一度の奉幣」の意味・読み・例文・類語

いちだいいちど‐の‐ほうへい【一代一度の奉幣】

天皇即位後、その即位を告げるために伊勢神宮以下全国の有力な神社勅使を遣わし、神宝および幣帛へいはくを奉ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android