一六日(読み)いちろくび

精選版 日本国語大辞典 「一六日」の意味・読み・例文・類語

いちろく‐び【一六日】

  1. 〘 名詞 〙 毎月一と六のつく日。すなわち、一日、一一日、二一日、六日、一六日、二六日の総称。江戸時代以後、この日は、休日、稽古(けいこ)日、会合日、縁日などに当てられた。明治時代になって、官公署の休日とされたが、明治九年(一八七六三月に廃止され、日曜日がこれに代わった。いちろく。
    1. [初出の実例]「めりやすの筒袍(つつっぱう)をはだに着て一六日(ビ)にたちのきをひやかすのも」(出典安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む