真剣勝負(読み)シンケンショウブ

デジタル大辞泉 「真剣勝負」の意味・読み・例文・類語

しんけん‐しょうぶ【真剣勝負】

本物の剣を用いて勝負すること。
本気で勝ち負けを争うこと。また、本気で事に当たること。

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精選版 日本国語大辞典 「真剣勝負」の意味・読み・例文・類語

しんけん‐しょうぶ【真剣勝負】

  1. 〘 名詞 〙 真剣を用いて勝負を決すること。また、本気で争ったり、事に対したりすること。
    1. [初出の実例]「なんの用だとは、われゃ最前しさして置いた真剣勝負をうにゃにするか」(出典:歌舞伎・男伊達初買曾我(1753)四)

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四字熟語を知る辞典 「真剣勝負」の解説

真剣勝負

本物の剣を用いて勝負を決すること。また、本気で争ったり、事に対したりすること。

[使用例] 真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ[夏目漱石虞美人草|1907]

[使用例] ぼくらは手に汗を握る思いで、この二人の両極端な知識人の真剣勝負にじっと目と耳を釘付けにしていた[中村真一郎四季|1975]

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デジタル大辞泉プラス 「真剣勝負」の解説

真剣勝負

1971年公開の日本映画。監督:内田吐夢原作吉川英治脚本伊藤大輔撮影:黒田徳三。出演:中村錦之助、三國連太郎、沖山秀子、松山秀明、田中浩、当銀長太郎、荒木保夫ほか。内田吐夢の遺作

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世界大百科事典(旧版)内の真剣勝負の言及

【宮本武蔵】より

… 戦後も〈吉川武蔵〉は剣に生きるヒーローと恋に生きるヒロインの青春ドラマとして繰り返し映画化され,稲垣浩監督がカラーでリメークした三船敏郎の武蔵,八千草薫のお通による東宝作品《宮本武蔵》三部作(1954‐56),内田吐夢監督,中村錦之助(のち萬屋錦之介)の武蔵,入江若葉のお通による東映作品《宮本武蔵》五部作(1961‐65),加藤泰監督,高橋英樹の武蔵,松坂慶子のお通による松竹作品《宮本武蔵》(1973)と,いずれも力作として注目を浴びた。内田吐夢監督,中村錦之助主演の東宝作品《真剣勝負》(1971)も吉川英治の原作のエピソードの映画化である。そのほか,吉川英治の原作をもとにした新国劇の舞台を辰巳柳太郎,島田正吾主演で映画化したマキノ雅弘(現,雅裕)監督による松竹作品《武蔵と小次郎》(1952)などもある。…

※「真剣勝負」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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