一分時(読み)いっぷんじ

精選版 日本国語大辞典 「一分時」の意味・読み・例文・類語

いっぷん‐じ【一分時】

  1. 〘 名詞 〙 一分時間。きわめてわずかな時間。
    1. [初出の実例]「血液の肺臓を流過するの量は通例〈略〉一分時毎に三貫目なり」(出典:経済小学家政要旨(1876)〈永峰秀樹訳〉八)
    2. 「一分時(いっプンジ)なりとも、貴嬢注意を惹かうとして」(出典:めぐりあひ(1888‐89)〈二葉亭四迷訳〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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