一升泣(読み)いっしょうなき

精選版 日本国語大辞典 「一升泣」の意味・読み・例文・類語

いっしょう‐なき【一升泣】

  1. 〘 名詞 〙 泣き女葬儀で雇われて泣く者)の泣き方の段階一つ報酬の布施米の量により、五合泣き、二升泣きなどあり、泣き方や唱えごとを異にする。明治ごろまで諸地方にあった。
    1. [初出の実例]「在所風で一升啼(ナキ)をして見るのか」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む