一双の玉手千人枕(読み)いっそうのぎょくしゅせんにんまくら

精選版 日本国語大辞典 「一双の玉手千人枕」の意味・読み・例文・類語

いっそう【一双】 の=玉手(ぎょくしゅ)[=玉臂(ぎょくひ)]千人枕(せんにんまくら)

  1. 二本の腕が千人の男の枕になる意で、遊女境遇をいう。
    1. [初出の実例]「一双玉臂千人枕(いっサウギョクヒセンニンノマクラ)昼夜のかぎりもなく首尾床のせはし」(出典浮世草子好色一代女(1686)五)
    2. [その他の文献]〔円機活法‐麗門・妓女・品題〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android