品題(読み)ヒンダイ

デジタル大辞泉 「品題」の意味・読み・例文・類語

ひん‐だい【品題】

[名](スル)
品さだめ。品評
題目

ほん‐だい【品題】

経典内容を分けた編・章に相当するほん題名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「品題」の意味・読み・例文・類語

ひん‐だい【品題】

〘名〙
① とりあげて話題にしたり、評したりすること。
※艸山集(1674)一九・晩歩「箇中偏愛無名草、不騒人品題
※授業編(1783)一「これこそ盲人の花を品題(ヒンタイ)するに同じく」 〔李白‐与韓荊州書〕
② 題目。題材
俳諧鶉衣(1727‐79)前「俳人兼て魚を品題とするは、もっぱら味ひの賞翫を捨ざる故なり」 〔後漢書‐許劭伝〕

ほん‐だい【品題】

〘名〙 経典の内容を品に区分した各編章の題目。法華経序品普門品など。

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普及版 字通 「品題」の読み・字形・画数・意味

【品題】ひんだい

人物論評。品評。〔後漢書、許劭伝〕劭と高名り。好んで共に黨の人物を覈論(かくろん)し、輒(すなは)ち其の品題を(あらた)む。故に汝南の俗にり。

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