一国平均(読み)いっこくへいきん

精選版 日本国語大辞典 「一国平均」の意味・読み・例文・類語

いっこく‐へいきん【一国平均】

  1. 〘 名詞 〙 中世一国規模ことを行なうこと。また、一国ぐらいの規模で干害のような自然現象や、合戦、法令施行などの政治的事件が起こること。⇔天下一同
    1. [初出の実例]「九月十二日一国平均の為札立之」(出典東寺執行日記‐嘉吉元年(1441)九月五日)

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