一国平均(読み)いっこくへいきん

精選版 日本国語大辞典 「一国平均」の意味・読み・例文・類語

いっこく‐へいきん【一国平均】

  1. 〘 名詞 〙 中世一国規模でことを行なうこと。また、一国ぐらいの規模で干害のような自然現象や、合戦、法令施行などの政治的事件が起こること。⇔天下一同
    1. [初出の実例]「九月十二日一国平均の為札立之」(出典東寺執行日記‐嘉吉元年(1441)九月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android