一塁(読み)いちるい

精選版 日本国語大辞典 「一塁」の意味・読み・例文・類語

いち‐るい【一塁】

〘名〙
一つのとりで。
※盲目物語(1932)〈谷崎潤一郎〉「あしたに一塁をぬきゆふべに一城をほふられるおはたらきをなされながら」
② (first base の訳語) 野球で、走者最初に踏む塁。また、そこを守る人。ファーストファーストベース
東京日日新聞‐明治三九年(1906)四月一六日「ボールは正に三塁を掠めるデレクトになって遠く左翼に逸し、押川は手易く一塁を陥れた」

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デジタル大辞泉 「一塁」の意味・読み・例文・類語

いち‐るい【一塁】

野球で、走者が最初に踏む塁。ファーストベース。ファースト。

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