一宮左大夫(読み)いちのみや さだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一宮左大夫」の解説

一宮左大夫 いちのみや-さだゆう

?-1600 織豊時代の剣術家。
無楽流長野無楽斎に居合(いあい)術をまなび,一宮流をおこす。武田氏家臣土屋惣蔵(そうぞう)につかえ,天正(てんしょう)8年(1580)上野(こうずけ)(群馬県)膳(ぜん)城攻略に軍功をたてる。武田氏滅亡後は鳥居元忠につかえ,関ケ原の戦いのとき伏見城守備中に西軍に攻められ,慶長5年8月1日戦死した。名は照信。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android