一家を成す(読み)イッカヲナス

デジタル大辞泉 「一家を成す」の意味・読み・例文・類語

一家いっか・す

家庭をもつ。
学問芸術などで権威となる。「日本画で―・した人物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一家を成す」の意味・読み・例文・類語

いっか【一家】 を=成(な)す[=立(た)てる]

  1. 親や主人などから独立して家庭をもつ。
    1. [初出の実例]「主人は太郎に一家を立つることを許し」(出典:日本読本(1887)〈新保磐次〉六)
  2. 学問や芸術などで権威となる。また、新しい流派を立てる。
    1. [初出の実例]「諸道に一家を立つる人」(出典:十問最秘抄(1383))
    2. [その他の文献]〔旧唐書‐柳公権伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android